背景・課題
Salesforceの標準フォームは1列表示が基本で、項目数が多いオブジェクトでは大量のスクロールが発生します。また、AI(Agentforce)との連携もカスタム実装が必要でした。
このコンポーネントは「あらゆるSalesforceオブジェクトに対応できる、高密度かつAI搭載の汎用入力フォーム」として設計しました。App Builderに配置するだけで動作し、objectApiNameを渡すだけで取引先・商談・カスタムオブジェクトすべてに対応します。
主要機能
列数切替(2 / 4 / 6 / 8列)
ツールバーのボタンで列数をリアルタイム切替。設定はlocalStorageに保存され、次回アクセス時に自動復元されます。8列表示では1画面に数十項目を表示でき、入力効率を大幅に向上させます。



フィルタリング
「必須のみ」「空欄を隠す」の2つのトグルで表示項目を絞り込み。必要な項目だけに集中でき、大量項目のオブジェクトでも快適に入力できます。


セクション折り畳み & タブ表示
セクションヘッダークリックで展開・折り畳みを切替。状態はlocalStorageに保存されます。タブ表示に切り替えると、セクションをタブUIで切り替えられます。AI適用後はAIが定義したセクション構成に変わります。


ダーティ状態管理 & 変更ハイライト
フォームロード時の値を記録し、変更があった項目を黄色ハイライト表示。変更がある場合のみ保存・キャンセルボタンを表示。Ctrl+S(Cmd+S)でも保存できます。

Agentforce AI レイアウト最適化
「AI最適化」ボタンをクリックすると、AgentforceのFlex Prompt Templateがオブジェクトの項目定義を解析し、最適なレイアウト(列数・セクション構成・グリッドスパン)を提案します。提案はカスタムオブジェクト(UsfLayoutConfig__c)にサーバー保存され、チーム全員が同じ最適レイアウトを利用できます。


AI 入力補助(自然言語 → フォーム自動入力)
会話メモ・メール文章などの自然言語テキストをペーストすると、AgentforceのPrompt Templateが内容を解析して対応するフィールドに自動入力します。確信度(high/low)で✓/✗プレビュー表示し、ユーザーが確認してから適用できます。



技術的なポイント
- 任意オブジェクト対応: objectApiNameを渡すだけで取引先・商談・カスタムオブジェクトすべてに対応
- Prompt Template設計: Agentforce Flex Templateで列数・セクション・スパンをJSON出力。Setup > Prompt Builderで手動作成・アクティブ化
- localStorageキャッシュ: 列数・折り畳み状態・AIレイアウトをobjectApiName単位でブラウザ保存
- UsfLayoutConfig__c: AIが提案したレイアウト設定をカスタムオブジェクトにサーバー保存し組織共有
- Enter移動: フィールド入力中のEnterキーで同列の次行フィールドへ移動(Excel的挙動)
コンポーネントのダウンロード
会員の方は、会員ポータルから本製品のベータ版インストール URL を確認することができます。