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外部連携

Microsoft Office 365の試用版(無料)を使ってSalesforceとの連携を検証する

はじめに

Salesforce開発でMicrosoftのOffice連携やAzureとの連携を行いたいという要件も増えてきましたが、提案活動や要件定義の段階で事前に検証してみたり、デモでお客様にお見せしたいという場合もあると思います。

会社によっては、自社のアカウントを使って連携することもできると思いますが、個人で検証する場合には、ライセンスを購入するのは負荷が高いと思います。

現在は、Microsoft OfficeやAzureは、試用版(無料)で利用できるため、AzureのEntraidとSalesforceのSSO連携やMicrosoftOfficeのOutlook連携などは無料枠の中で検証できます。

試用版の登録には、クレジットカードが必要となります。※1か月以内に解約すれば料金はかかりませんが、一時的にオーソリゼーション(Authorization)が行われ引き落とし可能なカードかどうかのチェックが実行されますのでご注意ください。

本記事では、Microsoftの無料トライアルアカウントの作成手順を紹介します。

Microsoftサービスアカウントの作成

サービスアカウントの作成

①まずは、Microsoft 365管理センターのサイトにアクセスします。

公式HPはこちら(https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/business/microsoft-365-administration)

②「1か月無料で試す」というボタンが右下にあるのでこちらをクリックします。

③Microsoft 365 Business Standard - 試用版で、ユーザ数や期間請求単位を設定して次へをクリックします。

試用版は一カ月以内にキャンセル(解約)しない場合は、課金対象となります。一時的な疎通確認の場合には、検証が終わったら解約手続きを忘れないように気を付けましょう

④続いて、支払い方法を追加します。以下の画面でいつまでにキャンセルすれば費用が掛からないか確認することができます。

⑤支払い方法が未登録の場合は、先にクレジットカードの情報を登録して、その後レビューと確認画面で、支払い方法、住所などを確認します。

※最後に「無料版を開始」ボタンをクリックします。

アカウントを作成

今度は、Salesforceとの連携を検証するための専用アカウントを作成しましょう。

①登録したメールアドレスを使って管理者サインインのボタンからログインします。

②Microsoft 365 管理センターの画面が表示されたら、サイドメニューのユーザー>アクティブなユーザーを選択します。

③アクティブなユーザ画面が表示されたら、ユーザの追加ボタンをクリックします。

④続いて姓名、表示名、ユーザー名を入力します。

⑤製品ライセンスの割り当ては、場所:日本を選択して、ライセンスはユーザに製品ライセンスを割り当てるを選択し、Microsoft 365 Business Standardを選択します。

次のオプション設定は特に設定する必要はないためスキップして完了します。

新規作成したユーザでOutlookへログイン

新規作成したユーザ「」を使ってOutlookへログインしましょう。

OutlookのURLはこちら(https://outlook.office.com/)

※新規ユーザーの場合、初回ログイン時には、パスワード変更の画面が表示されるため、変更しておきましょう。

管理者用のアカウントと疎通確認用のユーザを作成したら、実際に検証作業が行える状態となります。

Salesforce Einstein Activity Capture(活動キャプチャ)との連携

SalesforceとのOutlook連携は、SalesforceのOutlook IntegrationやEinstein活動キャプチャを使うのが推奨されています。

カレンダーの同期イメージ(左がSalesforceで右がOutlook) ※どちらのサービスで登録しても同期される(双方向の同期処理)

カレンダー(イベント)以外にも連絡先(取引先責任者)なども同期可能となっています。

Einstein活動キャプチャのOAuth2.0連携は比較的簡単にできるので試してみたい方はこちらの記事が参考になります。

Einstein Activity Capture(活動キャプチャ)を使用したカレンダー(行動)や取引先責任者の同期方法について【①設定編】

Einstein活動キャプチャとは? Einstein活動キャプチャは、GoogleやMicrosoftのOutlookとSalesforceのメール・カレンダーを自動連携し、営業活動の可視化・生産性 ...

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