本記事では、Creative Content Lab Tokyo(クリエイティブコンテンツラボトウキョウ)が提供する要件定義書_別紙9「申し送り事項一覧」 の資料の説明とダウンロード方法を説明いたします。
要件定義書(本編)が必要な方は、こちらの記事からダウンロードいただけます。
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参考Salesforceシステム要件定義書(PPTテンプレート)サンプル・利用方法
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1.はじめに
申し送り事項一覧に関しては、前の工程で決まり切らなかった仕様や課題などについて、後工程で検討するために記録して残しておくものとなります。
要件定義工程では、要求事項を取り纏めますが、詳細な設計などについては、設計工程以降で検討する内容となりますので、申し送り対象として記録しておきます。
そのほかには、本来要件定義で決めるべきものが、決めきれなかったりした場合にも後続フェーズで引き続き検討が必要な場合がありますので、この場合にも申し送りとして記録しておきます。
1.申し送り事項一覧(サンプル)
テンプレートとして提供しているサンプルの書式を使って説明していきます。
1.表紙
画像はクリックすると拡大表示されます。
表紙については、以下の箇所をプロジェクトに合わせて変更してください。
情報種別:社外秘など
情報所有者:基本的にはお客様の会社名となります。
会社名:自社の会社名(正式名称)を記入してください。
タイトル:ドキュメントのタイトルをプロジェクトに合わせて変更(例では、「移行要件定義書」として設定)
版数、作成日、作成者:※必要に応じて、最終更新日、更新者を入れてください。
2.改訂履歴
3.本書の構成
プロジェクトによっては、要件定義書の本体の章立ての中に組み込むこともあると思いますので、適宜修正してご利用ください。
もしくは、要件定義以外でも申し送り事項として利用する場合もあると思いますので、その場合本書の構成は不要であれば削除してご利用ください。
4.申し送り事項一覧
申し送り事項について、一覧形式で以下の内容を記録していきます。
- No.:シーケンスで番号を登録しておきます。
- カテゴリ:申し送りの種別(課題、仕様検討、タスクなど)を定義します。複数のカテゴリが必要であれば列を追加して大中小などで管理してください。
- 件名:申し送りの内容がすぐにわかるようにタイトルをつけておきます。
- 申し送り内容:申し送りの内容を記入しますが、後工程で担当者が変わる場合には内容がわかるように丁寧に記載しておく必要があります。
- 申し送りの経緯(理由):申し送りとなった経緯や理由があれば記載しておきます。
- 起票者:申し送りを記入した担当者の名前を記入
- 起票日:申し送りを記入した日付を入力
- 承認者:申し送りの内容について承認した方の名前を記入します。(基本的にはお客様のプロジェクト責任者を記入)
- 承認日:申し送りの内容が承認された日付を入力
- 備考:備考があれば記入
以上となりますが、上記以外に必要な添付ファイルがあれば、別紙や補足資料としてページを追加しておきましょう。
2.テンプレートのダウンロード
資料のダウンロードおよびご利用に関しては、本サイトのコンテンツ利用規約に同意される場合のみ利用可能となります。
一般公開資料(PPT版)
要件定義_要件定義書_別紙9「申し送り事項一覧」(Excel版)のダウンロード
※クリックして資料のダウンロードが開始されるまで少し時間がかかる場合がありますので、そのままお待ちください。
もしダウンロードが開始されない場合、ブラウザでポップアップブロックされている可能性があるのでご確認ください。
まとめ
そのほか要件定義に関するドキュメントをお探しの場合は、以下の記事にご利用可能な全てのコンテンツ(ドキュメント)が掲載されているので、合わせてご利用ください。
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参考ダウンロード可能なコンテンツ(サンプル・フォーマット)一覧
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