いつも本サイトをご利用いただきましてありがとうございます。
本サイトでは、Salesforce(セールスフォース)に関するプロジェクトの導入方法論や、サンプル・テンプレートの提供、Salesforce基礎知識の解説などを記事としてご提供しています。
始めてセールスフォースをご利用される方に向けて、Salesforce(セールスフォース)とはなにかについて簡単にご紹介したいと思います。
世界シェアNo.1の顧客管理(CRMプラットフォーム)
Salesforce(セールスフォース)については、IT関連の仕事をされていない方でも、テレビCMなどで目にしたことがあるのではないでしょうか。
セールスフォースは、世界シェアNo.1の顧客管理ソリューション(統合CRMプラットフォーム)です。
設立当初は、CRMが中心のサービスでしたが、年々提供される機能やサービスが拡大し、現在では、あらゆる業種に対応したサービスを提供しています。
CRM、営業支援、Eコマース、カスタマーサポート、マーケティングなど様々なサービスが提供されており、さらにIoTやAI、Blockchainなど最新のテクノロジーを駆使したサービスも続々と登場しています。
株式会社セールスフォース・ジャパン
株式会社セールスフォース・ドットコム社は、米国の企業ですが、日本法人は、初の海外オフィスとして2000年4月に開設して2020年で満20周年を迎えたそうです。現在の市場シェアを考えても大成功といえるのではないでしょうか。
そんな「株式会社セールスフォース・ドットコム社」ですが、日本法人は新しく生まれ変わるそうです。
2021年12月1日のプレスリリースにて、2022年2月1日付けで本社が 以下の住所に移転されることが発表されました。
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー(Salesforce Tower)
現在の場所から近い場所ですね。
「Salesforce Tower」は、世界で6番目(アジアでは初)とのことです!!
さらに、社名が「株式会社セールスフォース・ドットコム」から
「株式会社セールスフォース・ジャパン」に変更されることが発表されました。
長年セールスフォース関連のビジネスに携わっている方は、セールスフォース・ドットコムをSFDCという略称で利用していたと思いますが、略称についても、SFJPとかになるのでしょうか。
他のクラウドサービスとの違い
クラウドサービスには、大きく以下の4種類ありますが、Salesforceは、SaaS型サービスの位置づけとなります。
- IaaS (Infrastructure as a Service):仮想サーバーやネットワークなどのITインフラをインターネット側のサービスとして提供。 代表的なサービスに、 Google Compute Engine や Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) がある。
- PaaS (Platform as a Service):プラットフォームをインターネット型のサービスとして提供。代表的なサービスとしては、Google App Engine、Amazon Web Service、Microsoft Azureなどがあります。PaaSでは、基本的に開発したアプリケーションをクラウドプラットフォームへアップロードするだけでアプリケーションが利用可能となります。
- SaaS (Software as a Service):ソフトウェア、アプリケーションをインターネット型のサービスとして提供。代表的なものにGoogle AppsやOffice Web Apps、Dropboxなどがある。Salesforceは、このSaaS型のクラウドサービスとなります。
- DaaS (Desktop as a Service):シンクライアントのようにデスクトップをインターネット経由で提供するサービス(ディスプレイとキーボード、マウスなど最低限の機材だけで、インターネット上からデスクトップ環境を呼び出して利用することが可能。
クラウドサービス毎のサービス提供レイヤー
SalesforceはSaaS型サービスのため、下図の通り、ハードウェアやネットワークなどの基盤部分からデータベース・フレームワーク・APIなどミドルウェアに至るまで、ほとんどがサービスとして提供されています。
そのため、最短即日から顧客管理など主要なサービスを利用することができます。
セールスフォースを利用することのメリットはたくさんありますが、主な特徴は以下の通り。
ポイント
- 基盤構築に掛かる費用や運用のランニングコストが不要(コストは、サービスの利用ライセンスのみ)
- 世界トップクラスの堅牢でセキュアなアーキテクチャ(その信頼性から行政や金融機関でも利用されています)
- クラウドサービスのため、いつ・どこからでも自由にサービスにアクセスできる
- 豊富な機能が提供されているため、多くの要望が標準機能で実現可能(開発コスト低減)
- 他システムとの連携も容易に実現できるAPIが用意されている
もっと詳しくSalesforceのアーキテクチャや機能について知りたいという方は、以下の記事から学習することができますので、是非ご活用ください。
-
参考セールスフォースの基礎Ⅰ(1)クラウドの基礎~アーキテクチャ
今回からCreative Content Lab Tokyo(クリエイティブコンテンツラボトウキョウ)が主催しているセールスフォースのトレーニングコースとほぼ同様の講義内容を記事として公開していきます ...
続きを見る