本記事では、Creative Content Lab Tokyo(クリエイティブコンテンツラボトウキョウ)が作成したテスト進捗管理表のテンプレートをご提供しております。
本テンプレートは、Salesforce(セールスフォース)プロジェクト以外にも活用可能なフォーマットとなっておりますので、是非をご活用ください。
※合わせてレビュー計画書が必要な方は以下の記事よりダウンロードいただけます。
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参考工程別レビュー計画書(Excelテンプレート)サンプル
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1.テーラリングガイド
1.テスト進捗(サマリー)
テスト進捗の全体サマリーのページです。こちらでは、報告日時点の状況を集計して予実分析をした結果を表とグラフで表示しています。
また進捗コメント欄を設け、進捗に対する定性報告も記入できるようにしてます。
遅延している場合のリカバリー案などは、別途詳細な内容を記載したほうが良い場合もありますので、その場合は適宜必要な項目を追加してご利用ください。
上記の表にある、消化済ケース数の合計は、報告日を起算日として、明細のシートから自動的に数値を取得する数式を設定しています。
また、表の数値をベースにグラフを作成しているので、こちらも報告日を変更すると自動的に更新されるように作成しています。
グラフは2種類用意しており、当初計画の予定テストケース数(総数)に対して、報告日時点で、どの程度消化できているか(進んでいるのか遅れているのか)すぐに判断できるように可視化しています。
また、もう一つのグラフでは、全体の残ケース数をベースとしており、今のペースで進めていって計画通りの期限までに終了するのか判断できるように可視化しています。
プロジェクトで管理したい指標に合わせて、取得するデータや可視化したいグラフは個別に追加・カスタマイズしてもよいでしょう。
2.テスト進捗管理表(明細)
明細のほうでは、日単位でのケース消化状況を確認できるような内容としています。
テスト期間(FROM-TO)にあわせて、実施予定日を入れて、各予定日にどのシナリオ、ケースを実施するのか決めたら、日単位で消化見込みのケース数を入力します。
(当日消化予定数) 消化数累積(予定)と残ケース数(予定)は自動的に計算されるように数式を設定しています。
実績の項目についても同様で、当日消化数(実績)を入力すると累積と残ケース数が計算されるようになっています。
また、実績欄には、消化率(%)を計算する項目も用意しています。
画像はクリックすると拡大表示されます。
最後に予実欄では、消化予定のケースに対しての進捗状況を判断する数式を入れています。
予定ケース数<実績ケース数の場合、前倒しとして、=の場合はオンスケ、予定ケース数>実績ケース数の場合は、遅延と判断しています。
テストの生産性を鑑みて、日々消化可能なケース数を設定するとよいでしょう。
最初のサマリーの状況と合わせて進捗状況を判断し、遅延が発生しそうな見込みがあれば、休日や残業対応や要員を増やすなどの具体的な施策を検討する必要があります。
さらに、テストを実施するとバグの対応も必要になってきますので、上記軸だけで見ているとバグ改修の対応工数が見えなくなるため、バグ管理表と組み合わせて、1つのファイルで管理するのもよいでしょう。
故障管理表のテンプレートも用意しているので、そちらも合わせてご利用ください。
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参考故障管理表(バグ管理表)(Excelテンプレート)サンプル
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2.テスト進捗管理表テンプレートのダウンロード
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一般公開資料
update 2022/04/17 直接エクセルファイルをダウンロードするリンクを追加
テスト進捗管理表(EXCEL版)のダウンロードはこちら
以下は、スプレッドシートでの表示となります。
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